空室の隣で、家を失う。
住宅を「数」ではなく、所有と移動の仕組みから読み直すロングリード。空き家率が15%を超える3区を対象に、10年分の登記簿データと賃貸相場の突き合わせで、なぜ家賃は下がらないのかを追う。所有者の半数以上が区外在住という実態も、今回初めて数値で示した。
HP-05 · CONCEPT / 架空案件
Social-impact publisher
制度の言葉を生活の言葉へ。CIVIC PRESSは、都市、福祉、教育、気候をめぐる調査を、本と公開対話に編集する出版社です。2018年創刊、単行本41点・季刊誌8号を刊行してきました。
CIVIC01 / Manifesto
CIVIC PRESSは中立を装いません。行政資料と現場の証言を突き合わせたうえで立場を取り、その根拠をすべて読者に開きます。読者を「情報を受け取る人」ではなく「判断する当事者」として扱うことが、創刊以来変わらない編集方針です。
2018年の創刊から、単行本41点、季刊誌8号を刊行。扱う主題は住宅、福祉、教育、気候変動——どれも「誰かの生活の外側にある制度の話」として語られがちなテーマです。編集部は現在4名、取材から装丁まで社内で完結させています。
発言は原則実名。やむを得ず匿名にする場合は、理由を本文に明記します。取材対象の不利益を理由に丸ごと匿名化することはしません。
使用した統計・行政資料は巻末に全掲載。読者自身が一次資料まで戻れるようにします。リンク切れが出た資料は電子版で随時差し替えます。
誤りが見つかれば訂正の経緯ごと公開し、続報として追跡取材を行います。訂正履歴はすべての号でウェブ上に残します。
02 / Front desk
短い速報ではなく、判断に使える背景を。一次資料と現場の声を同じ紙面に置きます。毎週水曜更新、読了時間の目安を各記事に付けています。

住宅を「数」ではなく、所有と移動の仕組みから読み直すロングリード。空き家率が15%を超える3区を対象に、10年分の登記簿データと賃貸相場の突き合わせで、なぜ家賃は下がらないのかを追う。所有者の半数以上が区外在住という実態も、今回初めて数値で示した。
子どもの居場所を、駅からの距離ではなく安心の密度で測る。学童、児童館、商店の軒先まで含めた独自マップを、都内3区・120地点の実地調査から作成した。取材班が放課後に現地を歩き、子ども自身の「行きやすさ」の声も拾っている。
街路樹、住居、労働時間から都市の熱格差を追う。緑被率の低い地域ほど屋外労働者の熱中症搬送が多いという傾向を、5年分の救急搬送データと気象記録の突き合わせで検証した。取材は8月の炎天下、建設現場と配送拠点で行った。
03 / New & recent books
読み終えたあと、会議や授業で使える本を。単行本は年4〜6点、テーマを絞って刊行しています。装丁は全点、編集部内のアートディレクターが手がけます。

都市計画 / 四六判・248頁 / ¥2,200(税込) / 2026年3月刊
公共空地の使い方をめぐり、閉鎖と再開放を繰り返した5つの広場を追ったルポ。行政資料と住民説明会の議事録を突き合わせ、誰の判断で使い方が変わってきたかを検証する。まちづくりに関わる自治体職員、地域の合意形成に取り組む住民組織におすすめの一冊。
社会福祉 / 四六判・192頁 / ¥1,980(税込) / 2026年1月刊
介護・保育の現場で使われる「稼働率」中心の評価指標に疑問を投げかけ、当事者の満足度を測る別の指標を提案する。3つの自治体での試験導入を追跡取材した。福祉政策の立案者や、現場の評価制度に悩む施設運営者に向けて書かれている。
教育 / 四六判・216頁 / ¥2,090(税込) / 2025年11月刊
学童保育や地域の学び場など、学校の外側にある教育資源を全国8地域で取材。制度の隙間を埋めてきた大人たちの工夫を記録した。子育て中の保護者だけでなく、教育行政に携わる人にも読んでほしい一冊。
気候・都市 / A5判・264頁 / ¥2,420(税込) / 2025年9月刊
緑被率の低い地域ほど屋外労働者の熱中症搬送が多いという傾向を、気象データと救急搬送記録の突き合わせで検証したノンフィクション。都市計画・労働安全の関係者、気候変動対策に関心のある一般読者に向く。
住宅政策 / 四六判・232頁 / ¥2,090(税込) / 2025年7月刊
空き家が増える一方で家賃が下がらない構造を、登記簿と賃貸データの突き合わせから読み解く。所有と流通の仕組みに焦点を当てた住宅政策の入門書。不動産業界の実務者、住宅困窮者支援に携わるNPO関係者におすすめ。
市民参加 / 四六判・200頁 / ¥1,870(税込) / 2025年5月刊
パブリックコメントや住民説明会で意見がどう扱われ、どう扱われないのかを実例で解説する実務寄りの一冊。制度の使い方だけでなく、意見が通らなかった事例も正直に扱う。町内会役員や市民活動を始めたばかりの人に向く。
労働 / 四六判・208頁 / ¥1,980(税込) / 2025年3月刊
非正規雇用の賃金がなぜ一定水準で頭打ちになるのかを、複数業種の給与データと当事者インタビューから追う。労働組合関係者や人事担当者、自身の待遇に疑問を持つ働き手に向けた一冊。
市民参加・選挙 / 四六判・176頁 / ¥1,760(税込) / 2025年1月刊
棄権を「関心がない」の一言で片づけず、投票所までの距離や仕事のシフトなど具体的な障壁を調査で洗い出した。選挙管理委員会の担当者や、若年層の投票率向上に取り組む人に薦めたい。
地域経済 / A5判・240頁 / ¥2,310(税込) / 2024年11月刊
閉店が続く商店街を、後継者不足だけでなく地価と融資の構造から読み解いたルポルタージュ。3つの商店街の10年間を定点観測した記録でもある。地域金融機関の担当者や商店街振興組合の関係者におすすめ。
刊行済みの単行本は累計41点。品切れ・重版情報は季刊誌の巻末とニュース欄でご案内しています。書店様への見本誌送付、大学講義向けの部数見積もりも承っています。
04 / Quarterly journal
年4回(3・6・9・12月)発行。1号につきひとつの主題を、公開資料と現場取材だけで検証します。単発の特集で終わらせず、同じテーマを複数号にわたって追いかけるのが特徴です。
取材は必ず2名以上の編集部員で担当し、原稿は刊行前に取材先へ返して事実確認を行います。誌面の半分以上を一次資料の引用と出典表記に割いています。
バックナンバーは直販サイトと取扱書店で継続販売。定期購読は次号予約からいつでも開始でき、途中号からの開始にも対応しています。
ISSUE 08 · 2026 SUMMER
12区の道路占用許可を情報公開請求で全件取得し、公共空間の使われ方を検証した特集号。歩道の占用面積と広告収入の関係を区ごとに一覧化した資料集を巻末に収録しています。
※送料は号のページ数により変動します。年間購読は発行月の1〜10日に発送、到着まで発行日から3〜5営業日が目安です(離島・一部地域は追加日数がかかる場合があります)。現在のところ海外への発送は行っておりません。
05 / What we do
単行本と季刊誌の刊行を軸に、取材・編集の力を外部にも開いています。見積もりの前に、まず現状の課題を伺うヒアリングから始めます。
企画から刊行まで一貫編集。年4〜6点、住宅・福祉・教育・気候のテーマを中心に刊行します。企画持ち込みも通常ルートで受け付けます。
印税契約(買い切りも選択可) / 刊行まで平均8ヶ月
個人購読と法人・図書館購読(複数部プラン)に対応。1号ごとに主題を絞った調査記事を掲載し、次号予告は毎号巻末で公開します。
個人年間 ¥5,800〜 / 法人5部〜要問合せ
自治体、NPO、労働組合等の依頼で、独自取材とデザインをあわせた調査冊子を制作します。取材設計から入稿まで編集部が伴走します。
制作期間目安2〜4ヶ月 / 80万円〜250万円
大学、自治体、図書館向けに、取材の作法や一次資料の読み方を扱う講座を実施します。年間の実施件数は約15件。
半日15万円〜 / 交通費別途
※表示価格はすべて税込です。受託リサーチ・ZINE制作の金額は取材範囲や部数により変動するため、正式なお見積りは打ち合わせ後に書面でご提示します。公開講座は年間約15件、日程はご相談のうえ確定します。

現場の問いから企画する
資料と証言を相互確認する
当事者へ原稿を返して読む
刊行後の訂正・追跡を公開する
06 / Editorial method
刊行後に誤りが見つかったとき、訂正の過程も公開します。知識を完成品ではなく、更新できる公共物として扱います。締切より、取材先が原稿を読んで納得できるかどうかを優先する編集部です。
07 / Editorial desk
編集部は4名。取材、資料確認、装丁までを少人数で見通しています。全員が企画会議に出席し、担当外の原稿にも目を通します。


地方紙記者を経て2019年に編集部へ参加。季刊誌の編集統括と最終稿の確認を担当する。取材先には必ず自分も同行するのが方針。

単行本を担当。住宅・労働分野の企画立案から著者との併走まで。企画会議に持ち込まれる年間120本のうち刊行に至るのは4〜6本。

統計・行政資料の一次確認を担当。情報公開請求の実務にも詳しく、開示までの交渉を編集部内でほぼ一手に引き受けている。

装丁と誌面デザイン全般。CIVIC REVIEWのレイアウトを創刊号から担当し、紙面の段組ルールを整備した。
08 / Where to find us
全国の独立系書店、大学生協、公共図書館とお取引しています。取次を通さない書店とは直接口座を開設し、柔軟な条件で卸しています。新規のお取引には見本誌を1部無料でお送りしています。
※お問い合わせフォーム・メールの確認は平日10:00〜18:00です。土日祝にいただいたご連絡は翌営業日以降のご案内となります。
テーマ、想定読者、参考にした一次資料のリストをA4 2枚程度にまとめてください。既刊との重複がないかも簡単に確認しておくとスムーズです。
編集会議で、公共性と一次資料の有無を確認します。結果はテーマの採否にかかわらず、理由を添えて必ずご連絡します。
オンラインで方向性と刊行時期をすり合わせます。取材にかかる期間や必要な協力先も、この段階で洗い出します。
印税契約(買い切りも選択可)を締結。刊行まで平均8ヶ月、原稿は複数回のやり取りを経て編集部と一緒に仕上げます。
09 / Journal & updates
刊行、増刷、イベントのお知らせを随時更新しています。過去のお知らせはすべて残し、削除は行いません。
CIVIC REVIEW ISSUE 09の特集主題を「保育の空白地帯」に決定。取材にご協力いただける保護者・保育士の方を公募しています。
『共有地のつくり方』が第3刷に。大学の公共政策系ゼミでの採用が続いています。
CIVIC REVIEW ISSUE 08刊行。東京・大阪の2都市で公開編集会議を開催しました。
『ケアを測る別の物差し』が地方紙の書評欄で紹介されました。
受託ZINE『占用許可、全部見せます』を潮見市と共同刊行。情報公開請求で得た一次資料を全文掲載しました。
『学校の外の学び方』刊行記念トークイベントは満席で終了しました。
編集部にリサーチャーとして東雲 芽依が着任しました。
10 / Questions
購読、バックナンバー、寄稿についてよくいただく質問です。ここにない質問は、公開編集会議の場でも直接お尋ねいただけます。
次号発送前までにマイページまたはメールでご連絡いただければ、以降の号から解約されます。発送済みの号の返金は行っておりません。解約後もバックナンバーとしての単品購入は可能です。
在庫がある号は直販サイトと一部書店で継続販売しています。品切れの号は増刷を検討し、メールマガジンでお知らせします。
クレジットカード、銀行振込、コンビニ払いに対応しています(直販サイト経由。本サイトはデモのため実際の決済は発生しません)。
メディア・研究者の方は、媒体名と想定用途を添えてご連絡ください。編集部で個別に判断のうえご案内します。
経験の有無は問いません。テーマの公共性と、一次資料に基づいた構成案があれば検討します。過去の採用企画も、初めての寄稿から始まったものが半数以上です。
5部以上から法人価格を適用します。自治体・図書館向けには複数号セットのプランもご用意しています。
現在は日本国内のみの発送に対応しています。海外への定期配送は今後の検討課題としています。
対応しています。お申込み時にお届け先を分けてご指定いただければ、送り主のお名前を伏せてお届けします。
11 / About the press
2018年創刊。小さな編集部で、公共的なテーマの本と季刊誌をつくっています。取材から入稿、営業まで4名で回す規模だからこそ、一次資料の確認に十分な時間をかけられると考えています。
12 / Open editorial meeting
年4回、刊行のたびに東京・大阪・福岡のいずれかで公開編集会議を開催しています。参加費は無料、直近号の取材候補も持ち寄って議論します。
会場は開催の3週間前までに直販サイトとニュース欄で告知します。定員は各回80名・先着順、当日参加も空きがあれば受け付けます。
公開編集会議を見る ↗